おりもんや 巾着
おりもんや 巾着
受取状況を読み込めませんでした
おりもんや
サイズ:
〈茶〉約15cm × 19cm
〈青〉約15cm × 18.5cm
〈生成り〉約15cm × 16cm
素材:綿100%
鳥取県米子市に工房を構える NPO 法人「おりもんや」の小さな巾着です。藍染めや草木染めの糸で手織りした布を用いて、素朴なストライプ柄に仕立てられています。茶色の巾着には、伯州綿を手紡ぎした糸で織った布を使用しており、糸の太さに手紡ぎならではの表情が感じられます。
おりもんや
この商品をつくっているのは、鳥取県・米子市と境港市を結ぶ弓ヶ浜半島で活動する NPO 法人「おりもんや」です。かつて伯州綿(浜綿)の一大産地だった土地で、農薬を使わずに伯州綿を自家栽培し、綿の栽培から糸紡ぎ、草木染め、機織りまでを一貫して行っています。
織物には、単純なものから複雑なものまで、さまざまな作業工程があります。体や心に障がいを持つ方も含め、一人ひとりの得意やペースに合わせて作業を分担し、皆で一枚の布を織りあげていく。NPO 法人「おりもんや」は、多くの人が無理のない形で関わり、協力しながら織物の仕事に携わる “協働の場” となっています。
染色には、冬青(そよご)、虎杖(いたどり)、刈萱(かるかや)、ミモザ、赤芽樫(あかめがし)、五倍子(ごばいし)、梅、枇杷(びわ)など、身近な草木や藍を用いています。ほとんどの素材は野山で採取したもので、それをそのまま煮出して染めています。媒染には灰汁、消石灰、鉄錆を使っています。
使っている機織り機は一台一台、型も操作方法も少しずつ異なります。周辺地域の方々から譲り受けてきた明治〜昭和期の機で、地元の大工さんがそれぞれ独自に工夫を凝らしてつくり上げたものです。現在は約10台の機を、骨董品として飾るのではなく、現役の道具として手入れをしながら、大切に使い続けています。
工房を訪れたとき、一定のリズムで響く機を織る音と、ときどき交わされる楽しそうな笑い声が、とても印象的でした。そうした日常の空気の中で、丁寧であたたかな手仕事が、一点ものの上質な布を織り上げています。
Share
